空き家バンク
当団体では高齢化、相続、建物の老朽化など様々な理由で発生する「空き家・空き室・空き地」を地域の社会資源と捉え、その対策や有効利用を居住福祉の視点から考えています。
空き家問題は、個人の問題や住宅単体として考えるのではなく、地域課題と捉えることにより、共助社会の住まい・まちづくりにつながります。放置せずに、社会の資源として利活用することで、地域のまちづくりにも貢献できます。
このために、空き家・空き室・空き地の情報を登録し、空き家等を借りたい方や、活用したいNPO団体等とマッチングすることにより、有効利用を図ります。
空き家・空き室・空き地に関するなんでも相談会
定期的に相談会を実施しております。お気軽にご参加ください。
空き家問題への取り組み
■越谷市における空き家問題と私たちの取り組み
我が国の住宅政策は人口減少社会、少子・高齢化の進展を見据えて、2006年6月に住生活基本法を制定して、住宅の量を確保することから質を向上することに目標を大きく転換しました。しかしながら全国の住宅総数は増加する一方で、各地では空き家の発生が顕著となっています。この空き家によって引き起こされる問題としては、まちの空洞化や防災・防犯の対応に対する低下、ゴミの不法投棄等による衛生問題、景観の阻害などが挙げられ、空き家対策は早急に解決すべき地域の課題の一つとなっています。
共助社会の住まい・まちづくりへ
■共助のコミュニティ形成と住環境マネジメント
空き家が発生する要因を分析すると、これから発生するであろう空き家予備群の姿が見えてきます。
この空き家予備群に注目し、空き家が発生する前からの予防処置としての総合的な住まい・まちづくり政策を行えば、空き家を利活用した住まい・まちづくりが効果的に推進できます。
たとえば、空き家を”みんなの家”として、地域ふれあいサロンや、高齢者等を支援するサービスステーションとしたり、子育て支援サービスを提供することも考えられます。
物件情報
当団体では、越谷市の住まいまちづくりの活性化のため、空き家・空き室・空き地情報の提供のみを行っております。
空き家・空き室・空き地の賃貸・売買契約、契約の斡旋などは行っておりませんので、各種お問い合わせ・お申込みなどは、物件情報に記載してある家主様と直接お話ください。